TXTの2025年ワールドツアー遠征もいよいよ8日目。旅のクライマックスとなるアムステルダム公演当日は、美術館巡りとTXTライブで感情が揺さぶられた一日となりました。
アムステルダム国立美術館での優しさ
朝からアムステルダム国立美術館を訪問。見応えある展示の数々に心躍らせながら回っていたものの、前日までの疲れが蓄積していたのか、途中で体調が悪くなり、立ち上がることもできずベンチでしばらく休むことに。
心配したスタッフの方が声をかけてくれ、離れた場所から見守ってくれたのがとてもありがたく、オランダ人の優しさに触れた瞬間でもありました。
予定ではこの後にもう一つミュージアムカード対応の美術館に行くつもりでしたが、断念。美術館併設のカフェでランチを取ることに。開放感のあるおしゃれな空間で、料理のセンスも抜群。QRコードで注文し、そのままカード決済できる仕組みも便利でした。
混雑もあり長居はできず、気力体力が戻らなかった私は美術館の外のベンチで再び休憩することにしました。
ゴッホ美術館は最低限だけ
午後は予約していたゴッホ美術館へ。入館料も高めで、見どころも多い美術館ですが、体力が戻らず、最低限の展示だけ見て早めに退館しました。じっくり味わえなかったのが心残りです。
ミュージアムショップも広くて見ごたえたっぷりでしたが、買い物はせず早々に退散。
それにしても、どこの観光地でもミッフィーグッズが売られていて、それぞれ個性があって可愛かったです。
ゴッホ美術館の後は、本当はヨルダン地区の9ストラーチェスにも行く予定でしたが、それもキャンセルし、ホテルに戻って休むことに。
TXTライブで20分遅刻!
ジッゴ・ドームでのTXTライブは19時から。会場までのアクセスは事前に確認していたつもりでしたが、公共交通の乱れが発生し、Googleマップの表示も不安定に。
途中でバスの乗り継ぎがわからなくなり、数人に尋ねましたが、冷たい対応もあり心が折れそうに…。そんな中、優しく案内してくれた男性に救われ、駅からは全力で会場へ。
結果的にライブ開始から約20分の遅刻(泣)。無料ドリンクをもらう余裕もなく、開場前の雰囲気も楽しめず残念でしたが、ベルリン公演をすでに観ていたおかげで、そこまで落ち込まずにすみました。
ジッゴ・ドームとライブの感想
ジッゴ・ドームのセキュリティチェックはベルリンのウーバー・アリーナほど厳しくはありませんでしたが、やはりバッグのサイズはA4サイズ以内で中身を細かく調べられました。ペットボトルは蓋を捨てれば持ち込み可能ですが、こぼれやすいのでお勧めしません。
こちらも日本とは違い電子チケット制でスクショ画面は無効なので、バッテリー切れには要注意です。
ジッゴ・ドームの会場内は思ったよりも隣の人との距離も近い。しかも、選んだ席は隣の人がいない場所を選んだつもりがそうではありませんでした。つながった長い列の端っこだったため、出入りする人に気を遣ったり視界が遮られる場面も。
隣の女の子に話しかけられましたが、私が英語を話せないと分かると目をそらされ、少し寂しい気持ちに。ベルリン公演の時の隣は親切な子だったので、人との出会いは運だなと実感しました。そして、少しは英語がわかるようになりたいと思いました(汗)。
会場の雰囲気はベルリンよりも落ち着いており、座って観ている人が多かった印象です。おかげで私も無理せず座って楽しむことができました。
ライブのトーク中にボムギュがメンバーをいじる場面も。「まあまあカッコいい」と言いながら笑いを取り、最後はテヒョンが「まぁ、エイプリルフールだからね」と締める流れに。「さすが冷静担当カンテ」と思わずクスッとする一幕でした。
(※英語もオランダ語も分からないので、多少の解釈違いがあるかもしれません)
帰り道の不安と、今後の教訓
帰りはバスでホテルまで戻りましたが、乗り場がわかりにくく、しかも周囲にほとんど人がいない状況。不安を抱えつつGoogleマップを頼りに進み、無事にバスに乗れました。
ただ、バスの停留所名がGoogleマップと車内表示で違っており、最後まで気が抜けませんでした。ホテル最寄りの停留所で降りた後は一人きりだったため、ダッシュでホテルへ。
体調不良のことや移動についても、もしもホテルが遠くなければそこまで不安や大事にならずにすんだことなので、今度からはライブ会場の近くに宿を取ろうと、心に誓いました。
最後に
翌日はついに帰国日。午後便のため観光はできませんが、今回の旅での体験は一生忘れられない思い出となりました。
お土産はガイドブックに載っていた「缶入りストロープワッフル」や「ウィルヘミナミント」などを、数日前にオランダの人気スーパー「アルバート・ハイン」で調達できていました。帰国ギリギリではなく余裕を持って準備できたので自分を褒めたいです。
ミュージアムカードは1館分使いきれず、オランダグルメも十分に楽しめなかったけれど、それでもこの場所に来て、TXTに会えて、本当によかったと思っています。
ありがとう、TXT(トゥバ)。そして、ありがとうアムステルダム。
旅の記録、これにて完結です😊