TXTドイツ遠征で持って行ってよかったものリスト

TXT海外ライブ遠征の持ち物リスト|ドイツ・ベルリンで役立ったもの・不要だったものまとめ 推し活旅の準備

靴下用カイロ・厚手のタイツ・綿ババシャツ・カーディガン・ダウンコート・手袋

3月下旬のベルリンは思った以上に寒く、到着初日は完全に装備不足でした。

ホテルに戻って防寒アイテムを整えたほどで、靴下用カイロと重ね着アイテムがなければ、観光もライブも心から楽しめなかったと思います。

靴下用カイロは、シーズンオフのため近所では手に入らず、最終的に通販で購入しました。
直前にネット注文するのは少し手間でしたが、それ以上の価値がありました。

厚手タイツやババシャツも欠かせませんでした。
ライブ前後の移動は長くなることが多いため、身体を冷やさないための準備が結果的に快適さにつながります。

さらに手袋は、ただ防寒のためだけでなく、空気の乾燥による肌荒れを防ぐ役割も果たしました。

持ち物を減らしたくなる気持ちはあるものの、寒さ対策だけは「ちょっと多いかも?」と思うくらいで丁度よかったです。

海外対応の電気ポット

事前にSNSで見かけた「ホテルの電気ポットは靴下を煮沸消毒する人もいる」という話がずっと頭から離れず、思い切って海外対応の電気ポットを持参することにしました。

正直、荷物が増えることに少し迷いもありましたが、実際には持って行って大正解でした。

特に寒い日には、ホテルで淹れたてのハーブティーを飲むひとときが心の癒しに。
また、朝の支度中にカップスープをすぐ作れるのは時間の節約にもなりました。

ドイツなどのヨーロッパのホテルでは、湯沸かし設備がない場合や、あっても使うのに抵抗があることも少なくないので、「安心して使えるお湯の確保」は思っている以上に重要です。

食べ物:パン・ナッツバー・インスタントスープ・ハーブティー

海外遠征では、「日本の味」があるだけで心がふっと落ち着きます。

ベルリン滞在中は、観光に夢中になりすぎて食事のタイミングを逃してしまうことも多く、そんな時に持ってきたナッツバーやインスタントスープがとても役に立ちました。

現地で好みのカフェを探すのが難しかったり、レストランの営業時間が合わなかったりすることもあり、備えがあることで不安を感じずに過ごせました。

また、空港や列車の待ち時間、ホテルに戻ってからのひとときなど、ハーブティーを飲む習慣も心の安定に。

日本でいつも飲んでいるティーバッグを数種類持参するだけで、「旅の中にも日常」が感じられて、気持ちがほっとしました。

ちょっとした軽食や飲み物の用意が、心身のバランスを保つカギになります。

大容量モバイルバッテリー

海外ライブ遠征ではスマートフォンの使用頻度が格段に上がります。
現地の地図を確認したり、翻訳アプリを使ったり、ライブ写真を撮影したりと、1日を通して常にフル稼働状態。

そのため、大容量のモバイルバッテリーは必須アイテムでした。
私が持って行ったのは20,000mAhのもので、スマホを2〜3回フル充電できる性能があり、安心感が段違いです。

特に、ライブ開演前に充電が切れそうになると気が気じゃなくなります。
モバイルチケットの提示や、終演後の連絡、現地での乗り換え確認など、スマホが使えないことは不安とストレスの原因にもなります。

重さが気になる方は、軽量タイプでも10,000mAh以上のものを選ぶと安心です。

USB-C対応で急速充電ができるモデルだと、短時間で充電できてさらに便利でした。

小さい水筒・エコバッグ

ベルリンでは、日本のようにどこでもすぐに飲み物が買える環境ではありませんでした。

そのため、大容量のペットボトルをスーパーで購入し、ホテルで小さな水筒に移し替えて毎日持ち歩くスタイルがとても便利でした。

持ち歩き用の水筒は350ml前後の軽量タイプがおすすめです。
飛行機内ではCAさんにお願いすれば中に水を入れてもらえたので、長時間のフライト中でも喉を潤すことができました。

また、エコバッグは現地のスーパーで買い物をする際や、A4サイズ指定のライブ会場への持ち込みバッグとしても大活躍。
折りたためる薄型のタイプであれば、サブバッグとしても重宝します。

コンパクトながら多用途に使えるこの2つのアイテムは、持ち物の中でも「持っててよかった」と思った上位アイテムでした。

足裏シート(リフレッシュ用)

1日1万歩を超える日もあるK-POP海外遠征では、足の疲れ対策が本当に大切です。

そこで大活躍したのが、足裏に貼って寝るだけのリフレッシュシートでした。

夜、ホテルに戻ってからシートを貼って寝ると、翌朝の脚のだるさやむくみが軽減され、まるで整体に行ったかのような軽やかさを感じました。
特に歩き疲れた日の翌日がライブ本番だと、疲労が残っていると集中力にも影響します。

リフレッシュシートは、ドラッグストアやネット通販で手軽に入手できるので、スーツケースに数枚入れておくと安心です。
香り付きのタイプを選べばリラックス効果もあり、ぐっすり眠ることができました。

ちょっとしたことですが、体のコンディションを整えることで、遠征全体の満足度がグッと上がります。

マグカップ(現地購入)

今回のベルリン滞在中、3か所のホテルに宿泊しましたが、そのうち1か所では使い捨ての紙コップしかありませんでした。
熱い飲み物を入れるには不安があり、せっかくのティータイムも楽しさ半減。

そのため、現地の雑貨屋で見つけたマグカップを購入しました。
柄も形も可愛くて、その場でテンションが上がっただけでなく、旅の記念品としても大満足。
帰国後も自宅で愛用していて、ベルリンの思い出がふっとよみがえります。

海外では意外と「自分専用の安心できる食器」があると快適度が大きく変わるものです。

旅行先での小さな買い物が、思いがけず生活の一部になっていく——そんな体験がまた一つ、遠征を特別な思い出にしてくれました。


いらなかったもの

遠征の準備をしていると、つい「あれも必要かも?」という不安がよぎり、必要以上に物を詰め込んでしまいがちです。
今回、その典型が「大量の生理用品」でした。

普段より多めに持って行ったものの、実際には出番がなく、スーツケースの中でかなりかさばる存在に。
現地での買い足しが難しいと思っていたのですが、ベルリン市内には薬局(DMやROSSMANN)も多く、急な必要があっても購入可能です。

荷物を減らすためには、「本当に全部使うか?」「現地で代替できるか?」を出発前に冷静にチェックするのが大切。

また、携帯用ネックピローも「あると便利そう」と思って持っていきましたが、結果的に機内に備え付けのクッションで十分でした。
持ち運びの際にかさばる上、使わなかったことで、むしろ荷物のストレスに。

この経験から、「使うかどうか分からない物」を減らすことの重要性を痛感しました。


持って行けばよかったもの

今回の旅で唯一「絶対に次回は持っていく」と強く感じたのが、USB対応かつ複数口の変換プラグです。
ヨーロッパのホテルでは、日本とは異なるコンセント形状(CタイプやFタイプなど)が一般的で、そのため変換プラグは必須です。

今回はシングルタイプしか持っておらず、スマートフォンとモバイルバッテリーのどちらか一方しか充電できない状況に何度もなりました。

夜に「今日はどっちを優先するべき?」と悩むのが地味にストレスでした。
複数口タイプであれば、2〜3台同時に充電でき、時間の使い方にも余裕が生まれます。
さらに、USB-C対応のものを選べば、最近の高速充電にも対応できるので効率もアップ。

旅行先では電源の数が限られていることが多いため、こういった便利アイテムを1つ持っているだけで、旅の快適度が格段に上がります。


まとめ|安心できる持ち物があれば遠征はもっと楽になる

海外遠征を成功させるカギは、事前の準備にあります。
今回は「寒さ対策が足りなかった日」や「充電で困った夜」が反省点として残りましたが、それ以上に「準備しておいてよかった」と感じたアイテムもたくさんありました。
特に現地での不安やトラブルを減らすためには、「いつも通り」の環境を少しでも再現できるようなアイテムが重要です。
防寒具や電気ポット、足裏シート、ハーブティーなど、すべては「自分を守るための道具」でした。
過剰な荷物は避けたい一方で、「ちょっと多いかな?」と思うくらいの備えが、実際には心と身体を守ってくれます。

次回の遠征では今回の経験を活かし、より快適で安心できる旅にしたいと思います。
ライブを心から楽しむためには、しっかりとした準備が一番の味方になります。