2025年春、私はアムステルダムのZiggo Dome(ジッゴ・ドーム)で開催されたTXT(トゥバ)のライブに参加しました。
この記事では、これからZiggo DomeでK-POPのライブに参加する方に向けて、私の体験をもとに「アクセス」「持ち物」「会場のルール」「宿泊・防犯・お金のこと」までまとめています。
ライブ遠征を安心して楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事の内容
Ziggo Domeとは?
Ziggo Domeは、オランダ・アムステルダムにあるコンサート専用施設です。
収容人数約(キャパ)は17,000人。
世界中のトップアーティストがツアーで訪れる人気会場で、K-POPやJ-POPアーティストも多く公演を行っています。2025年11月9日にはLady Gaga(レディー・ガガ)も公演予定。
私がTXTのライブで実際に訪れた際の印象としては、座席はややコンパクトでしたが、そのぶんステージとの距離が近く感じられ、アーティストとの一体感が強く味わえました。
2025年のライブ予定
アーティスト | 公演日 | 備考 |
---|---|---|
Ado(日本) | 6月21日 | WORLD TOUR “Hibana” |
BTS Jin(韓国) | 8月9日・10日 | RUNSEOKJIN_ep.TOUR |
ENHYPEN(韓国) | 8月28日 | FATE PLUS WORLD TOUR |
アクセス(空港・市内)
最寄り駅は Amsterdam Bijlmer ArenA(ビールメル・アレーナ)駅。
スキポール空港から:電車で約20分 → 徒歩10分
アムステルダム中央駅から:地下鉄54番で約20分 → 徒歩10分
駅から会場までは徒歩約10分。途中にはショッピングモールや飲食店が並ぶ広場を通る形で、道も明るくわかりやすいため、初めてでも安心して歩けました。
終演後は方面によっては人通りが少なくなることもあるので、帰り道を事前に確認しておくとより安心です。
会場ルールと持ち物
Ziggo Domeでは、いくつかの持ち込み制限や注意点があります。私自身が現地で実際に困ったことも含め、以下にまとめます。
バッグの大きさ
- A4サイズ(約21×30×10cm)以下のバッグのみ持ち込み可
- それ以上の大きさのバッグは持ち込めず、コインロッカーなどに預ける必要があります
飲食物の持込禁止
- 飲食物(水筒含む)は持ち込み禁止
チケット提示方法と注意点
私が現地で一番焦ったのが、チケットの提示方法でした。
TXTのアムステルダム公演では、Ticketmaster(チケットマスター)アプリで表示されたQRコードのみが有効で、PDFやスクリーンショットでは入場できませんでした。
✅ スマートフォンにTicketmasterアプリがインストールされていること
✅ バッテリー残量が十分にあること
この2点が非常に大切です。
注意点:日本のApp StoreやGoogle Playでは、Ticketmaster NLのアプリがダウンロードできないという落とし穴に私自身が気づき、かなり焦りました…!
その場合は、スマートフォンのブラウザで ticketmaster.nl にアクセスし、自分のアカウントにログインしてモバイルチケットを表示する方法で対応できます。
この方法でも無事に入場できたので、同じ状況になった方は慌てず対応してくださいね。
アーティストや開催地域によってチケット販売会社は異なります。例えば、TXTのベルリン公演はEventim(ベンティム)でした。
現地で立ち往生しないよう、事前にチケットの表示方法を確認しておくことを強くおすすめします。
ファンサイン・横断幕
Ziggo Domeでは、A3サイズ(30×42cm)以内のファンサインや横断幕、ポスターの持ち込みが可能です。
ただし、棒やポールに取り付けることは禁止されており、他の来場者の視界を妨げないように配慮が必要です。
私が参加した公演でも、ファンサインを持っている人はいましたが、みなさん手持ちでマナーよく楽しんでいました。
せっかくの推し活グッズも、ルールを守って楽しみたいですね😊
支払いと防犯対策
オランダはヨーロッパの中でも比較的治安が良い国とされていますが、海外はやはり日本に比べて治安面でのリスクが高めです。
観光地や人が多く集まる場所では、スリや置き引きなどの被害が発生することもあります。だからこそ、ちょっとした備えが大きな安心につながります。
私が実際に行っていた防犯・支払い対策は以下のとおりです:
- バスや電車もクレジットカードのタッチ決済が可能。スマホケースにカードを入れておくと移動時にもたつかず便利
- スマホは首から下げるストラップをつけて、落下・盗難防止に
- 支払いには、普段使っていない旅行専用のクレジットカードを使用
- パスポートや予備のクレカは、スキミング防止機能付きのセキュリティポーチに入れ、腰に巻いて上から服で隠して携帯
- いざというときのために、翻訳アプリ(Google翻訳など)もスマホにインストール
こうした対策をしておくだけで、現地でも落ち着いて過ごせて、ライブにも集中できました。
「海外は不安…」という方でも、準備次第で安心して楽しめますよ。
持って行ってよかった物
- A4サイズ内のショルダーバッグ
- ペンライトの電池の予備
- 大容量モバイルバッテリー(20,000Ah以上)
- 海外SIM or Wi-Fiルーター
- パスポート(入場時に提示は不要でしたが、念のため携帯)
- 薄手の羽織り(夜は寒い)
食事とホテル情報
飲食店
- AH to go(スーパー/軽食や飲み物)
- La Place(カフェレストラン)
- FEBO(自販機型ファストフード)
ホテル体験談
私は宿泊費を抑えるために、アムステルダム中心部ではなく、スキポール空港近くの「ibis budget Amsterdam Airport」 に泊まりました。
Ziggo Domeからは、ホテル近くのバス停までバス1本でアクセス可能。
夜遅くの帰り道もスムーズで、安心して戻ることができました。
ホテルから空港までは無料のシャトルバスが運行されていて、早朝フライトにも便利です。
また、アムステルダム中央駅方面へもバス1本で行けたのは助かりました。
ただ、私がZiggo Domeに向かうとき、たまたまバスが大幅に遅延し、ライブに遅刻してしまったというハプニングも…。
めったにないことかもしれませんが、会場近くのホテルに泊まると、こうしたトラブルの不安も減らせると思いました。
会場近くのホテル
- Jaz Amsterdam(会場隣接)
- easyHotel Arena Boulevard(駅すぐ・コスパ◎)
- Hampton by Hilton(静かな環境で落ち着ける)
まとめ
Ziggo Domeは、海外ライブ初心者でも安心して楽しめる会場でした。
事前に会場のルール・現地の交通・防犯対策などを知っておけば、ライブをもっと気持ちよく楽しめます。
私自身、アムステルダムでのライブ体験がとても印象に残っています。
この記事が、これから参加する方の遠征準備に少しでも役立てば嬉しいです。
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